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英語の学習は英単語から

 英語の学習は英単語からになります。

 意外と、中学レベルの単語が欠けているケースが非常に多いので、ここをチェックした方がいいですね。大学受験学習で、結構難しい文章を読まなければいけないので、ネイティヴもあまり使わないような難解な単語を知っているのに、中学レベルの易しめの単語が抜けているというのは、英語あるあるですね。

 例えば、ネイティヴの子どもなら誰しも知っているdandelionをご存知ですか?私が自分の英語力を見直すきっかけになった語です。私は結構英語に自信を持っていたのですけど、アメリカ人に、dandelionを知らないのかと驚かれたことがあります。

 ショックを受けた私は、アメリカの子どもが知っているレベルの英単語からチェックを始めました。

さらには、中学レベルの英単語も全て調べ上げました。私は中学入学以来英語は得意科目で、高校でも模試で満点を取ったことがあります。が、調べてみると、私の英単語力にはバラツキがあることがわかりました。中学高校で身に付けるべき基本的な単語は、瞬間再現レベルで記憶していなければなりません。意味がわかる、ただ知ってる、覚えているレベルではダメで、コロケーションで、即座に口をついて出てくるレベルにまで引き上げなくてはなりません。ここまでやらないから、英文もきちんと読めないし、10年も英語を学んでも、簡単な会話すらできないのです。

 前置きが長くなりましたが、おすすめの英単語帳を紹介しましょう。

 駿台文庫の中学版システム英単語です。学校図書のトータル中学校英単語マスター1500でもいいでしょう。どちらか1冊を完璧にマスターしましょう。英語(英会話)の土台ができます。両方とも、素晴らしい単語帳です。日常生活で実際に使える英文が採用されています。

 ここを完璧にしたら、いよいよ高校レベルですが、同じ駿台文庫のシステム英単語か、Z会出版の音読英単語がいいでしょう。どちらも、受験用でありながら、実際の英会話にも使える実用的なコロケーション、例文が使われています。

 ここで勘違いをされる方がいるのですが、実際に使える形なら、長文の中で覚えた方がよいのではないかということです。言っておきますけど、長文でなんか覚えられませんよ。かなりの確率で挫折します。ものすごく時間がかかりますし、1周した頃には、前の方はきれいに忘れています。コロケーションで覚えるシス単等なら100周でも200周でもできますから、使える形で確実に覚えられます。